屋根の歴史背景

これまでの歴史や変遷について

屋根は建築物の上部を覆う構造物として知られています。風雨や積雪、太陽光の紫外線、気温の変化、大気中の有害浮遊物などから身を守るには外壁と共に必須のものです。 屋根の形についてはその土地特有の気候や風土によって勾配を持ったものや鉄筋コンクリート造では陸屋根のように平らなものなど独自のものが葺かれて来ました。 世界各国においても同じくそれぞれデザイン的に特徴のあるものが見られます。 古くは自然の材料を使って草葺きや藁葺き屋根でした。飛鳥時代に中国から瓦屋根工事が伝わって寺院等で行われました。 一般庶民では板葺き屋根であり、18世紀には欧州でブリキやトタン屋根が葺かれました。我国においては明治時代にスレート瓦の技術が伝わりました。基本形としては片流れや切妻、寄棟、方形、入母屋、陸屋根、腰折れ、鋸屋根、マンサード、アーチ屋根などが良く知られています。

今後の動向についての予測とは

屋根工事は昔のように土を屋根下地に使う機会は見られなくなりました。多くの労力を使うのと自重も重くなる為と見られます。 それに代わって防水シートの下地に瓦残を打ち付けてそこへ瓦を引っ掛けてゆく簡単な屋根工事に代わって来ています。 又、日本瓦以外にもコロニアルと呼ばれる外国から入って来た軽量の瓦も良く使用されるようになりました。 近年になって地球温暖化で台風や竜巻の規模も大きくなり、米国あたりだけで発生するものと思われていた竜巻が日本国内においても発生するようになりました。 屋根が吹き飛ばされるニュースも良く報道されていますので、これらは構造物の強化と共に屋根瓦の取りつけ方法や強度を見直す必要がある時期に来ているかもしれません。重量のある日本瓦も大きな震災が起こると同じく揺れによって崩壊することも伝えられていますので、この点屋根工事を検討すべき時期に来ていると思われます。